私は平成13年1月6日文部科学省の初代大臣政務官に就任し、ライフサイエンスと高等教育が私の特命項目となった。私のこれまでの経験と主張から、町村大臣らと相談し、是非推進したい4つの重要項目をまとめた。そのうちのひとつが本プランである。その理由は1.再生医学を国が強く推進している、2.日本で急速に眼科領域の再生医学・医療が進歩しはじめた、3.これまでにも坪田教授の角膜再生医療などに多少協力してきた、4.私自身が現在日本炎症・再生医学会の理事長を務め(大臣政務官のため一時休職)、しかも再生医学に必要なDDS(薬物送達システム)を専門にしている、などである。
本年2月に町村大臣、大野副大臣ら、担当のライフサイエンス課の方、および非公式に厚生労働省厚生科学課の方と相談し、ぞの後3月3日に坪田教授・高橋政代博士らと本テーマで座談会(日本炎症・再生医学会雑誌に5月掲載予定)を行うとともに今後の方針を相談し、その後さらに連絡を取り合い、このペーパーをまとめた。
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