特にすばらしい効果が出たのがプロスタグランジンE1と言う薬をほんの小さな微粒子、今で言うナノテクノロジーといいますが、 微粒子に封じ込め動脈硬化、糖尿病、膠原病に絶大な効果があるというのを発見しました。
 日本では10数年使われて、多くの患者さんに大変喜んでもらっております。
今、アメリカでもこの薬の臨床試験が進んでおります。
アメリカでは糖尿病や動脈硬化で足を切断しなくてはいけないという人が年間10万人ぐらいおりますが、この薬がアメリカで使えるようになりましたら、それが半分位に減らせるのではないかと言われております。

 こういう薬などの研究をしますと特許を取りまして特許料が入ってきます。
しかし私自身で使っても仕方がないので、特許料の大部分を使いまして
今私がおります難病治療研究センターという施設を聖マリアンナ医大のなかに創設いたしました。
ここで難病の患者さんに効く新しい薬や技術をいろいろ研究をしております。

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